愛
【 あわい 〜愛〜 】
男と女の「あわい」。
私とあなたの
境界がほどけ、
心と心が触れ、
身体と身体が重なり、
精神までもが
静かに溶け合っていく。
◻️
この作品に描いたのは、
「愛」という
一文字だけではありません。
愛。
幸福。
心。
精神。
身体。
そして、まぐわい。
人が人を求め、
触れ合い、
互いの存在を
深く感じていく中で、
どこまでが自分で、
どこからが相手なのか。
その輪郭さえ
曖昧になっていく。
◻️
青とピンクの
異なる世界の「あわい」に、
やわらかな光が生まれる。
違うもの同士が
どちらかになるのではなく、
互いを感じ、
受け入れ、
溶け合うことで生まれる
新しいひとつの世界。
◻️
「輪郭は曖昧で
呼吸は溶け合い
ただ在る悦び」
愛することは、
相手を
自分のものにすることではなく、
互いの存在を感じながら、
境界を越えていくことなのかもしれない。
◻️
心と身体。
精神と肉体。
男と女。
あなたと私。
その「あわい」で
すべてが溶け合い、
やがて
ひとつになる。
そこに残るものを、
私は
「愛」
と書きました。